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2013年1月27日日曜日

【注意】外部からマジックパケット。

昨日の関連で。

PocketCloudが 外部(WAN)から接続できることがわかりました。

立ち上がったPCを操作できてシャットダウンまで出来るのですから
あとは電源を入れる作業が出来れば

外出先からPCを立ち上げて 処理を行い 電源を落とす

なんてことが出来ます。

問題はこの「外部から電源をオンにする」ということですが
・PCにWOL(Wake-On-Lan)の機能があること
・ルータがポート開放できること
の2点があれば可能です。

UbuntuとWOLについては昔書いたことがありますので
下記の記事をご覧になっていただければありがたいです。
WOL 実は再挑戦。 (2011-09-20)

LAN内でPCの電源をオンにしたい場合はここまでで出来ます。
LAN内ではパケットは自由に行き来できますので
ポートを開放する必要がありません。



ここから「外部からの電源オン」の話なのですが
以下は自己責任のレベルになります。

注意しなければいけないのが「ポート開放」です。
ポート開放とは本来閉じているドアを開けっ放しにする作業ですので
セキュリティ的に大きく危険を生じます。
そこをご注意ください。

私が使っているauひかりのルータ(Aterm) は
「ポートマッピング設定」という名称でポート開放ができます。
通例では ポート2304番が
マジックパケット(PC起動の為だけのパケット)の送出先のようですので

対象のLAN内アドレス (192.168.0.XX → マジックパケットを送りたいPC)
プロトコル (UDP → マジックパケットはUDP送出です)
ポート番号 (2304 → 変更は可能)

を設定してやれば、そのPCに対するポートが開かれます。
この設定を行うことで
本来はルータで弾いている外部からの通信を通すことになります。
当然外部からの通信はさまざまで
悪意ある(いわゆる攻撃)パケットも飛び交っています。
これが危険である所以です。

そこをご理解いただいた上でご自身で判断して下さい。

外部(WAN → Wide Area Network)からマジックパケットを送るのは
Wol Wake on Lan Wan (Google Play)
 がWANも扱えます。(多くのWOLアプリはLANのみ)

画面を開いて
真ん中の「Add New」ボタンを押して
 
下のボックスに
任意の名前、macアドレス(12桁)、グローバルアドレス、開けたポート番号を入力して
一度「Send Packet(s)」ボタンを押します。
(ペイントアプリPINTAが日本語を扱えないので、ボックス内を英語で書いています。)
うまく立ち上がれば「Save」ボタンで保存して下さい。
うまく送出されない時は、「Send as Broadcast」のチェックを入れて
もう一度テストしてみて下さい。

現状私は通常時はポートを閉じるようにしています。
もし開ける場合も必要最小限にすることをおすすめします。

追記:
Ubuntuでmacアドレスを知りたい場合は
画面右上のネットワークアイコンのメニューから「接続情報」を出すと
「ハードウェアアドレス」としてmacアドレスが見れます。


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