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【お知らせ】 
2016-03-26 2年ほどWindowsに戻っていましたが、Ubuntu16.04で再びUbuntuを使おうと思ってます。
2021-05-21 長いこと放置してたが備忘録として戻ってきました。現在Windows10使いでおそらくUbuntuに戻ることはないでしょう。

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2013年4月16日火曜日

Ubuntu 13.04カウントダウン。

Ubuntu 13.04のスケジュールでは
あと2日で Final Freezeを迎えてRC版となります。
(といっても、今までと同じくDaily Build版での提供でしょうか。)


正式リリースが 4/25なので、あと9日も有りますが
これほどエラーの出なかったバージョンも珍しく
Daily Buildをほぼ1ヶ月間立ち上げて更新してみましたが
私の環境ではクラッシュしたことがほとんど有りませんでした。
(多分1、2回はあったと思いますが、思い出せないほど印象が薄い)

nVIDIAドライバも正常に適用、表示されています。
(GeForce GT630上のみの検証です)
Ubuntu12.10での悪夢が嘘みたいに問題のない状況です。

Ubuntuを入れてみたいと思っている新規ユーザの方には
私のホントの気持ちとしては
トラブルの多い Ubuntu 12.10は避けていただいて
あと9日我慢していただいて Ubuntu 13.04を入れるか
すっかり安定している Ubuntu 12.04LTS を入れるか
のどちらかをおすすめします。


特に nVIDIAのグラボを積んでいるPCをお使いの方は
12.10を入れようとすると大変な労力が必要になりますのでご注意を。

ちなみに。
古いPC環境と新しいPC環境ではかなり変わったりしています。
気をつけなければいけないことを少しだけ書いてみたいと思います。


①古いPCのスペックでは動作が難しい場合もあります。

「古いマシンをLinuxで運用」なんて言われていたように
Linuxは低スペックマシンでも動かせる印象がありますが
Ubuntuに関してはある程度のスペックが要求されますので気をつけて下さい。

Ubuntu12.10では
CPUがPAE対応でないと、インストールが出来なくなりました。
メモリは768MBが必要と明記されています。(WindowsXPだと最低128MB)
HDDは5GB弱を要求しますので、USBメモリに入れる場合は容量に注意。
※まだUbuntu 13.04のリリースノートは出ていないので変わる可能性もあります。


②Windows8搭載のPCもしくは2011年以降に製造されたPCには注意。

2011年から2TB超のHDDが普及し始めたために、それまでOSの立ち上げに
使われていたブート処理(MBR)が使えなくなる状況が出てきました。(2Tの壁)
ということで最近のPCはUEFIというブート処理の方式に変わってきたのですが
Ubuntuで このUEFIに対応させるには以下の条件が必要になります。

必ず64ビット版のUbuntuを使うこと。(32ビット版だとUEFIが認識できない)
・ インストールの方式では「それ以外」以外をできるだけ選ぶこと。
 →「それ以外」を選ぶと、EFI領域も手動で設定しなければならなくなります。
※面倒でも本家サイトのUEFIについてのページ(英語)を読んで下さい。

Windows8搭載のPC(Windows8ロゴ有り)ではセキュリティ対策として
セキュアブートが導入されています。
このセキュアブートは署名の有り無しで実行の許可を判断するので
署名の無いOSは起動できず、結果Windows8のみしか起動できません。
Ubuntuを入れたけどWindows8しか立ち上がらないとお悩みの方は
セキュアブートの項目を「Windows8」側と「BIOS」側の両方で確認して下さい。
現在、Microsoftの意向でセキュアブートは出荷時に有効になっている筈です。
これを無効にすることでOSの選択画面が出てくると思います。
※ちゃんとOS選択画面が出てきた人は上の書き込みは不要です。

現在 Windows8とWubi (UbuntuをWindowsアプリとしてインストールする方法)は
多くのトラブルが出ているので、Wubiを使った運用は避けたほうが良いでしょう。
( 参照記事: wubiの除去 Ubuntu Weekly Topics - 2013/04/05 )



③インストール前に必ずLiveDVD(USB)でUbuntuを立ち上げて試すこと。

これは今回に限らずなのですが
LiveDVD(USB)でUbuntuを立ち上げて、特にグラボ・無線が正常に動くかどうかを
確認した後でインストールを行なって下さい。
Ubuntuのインストールは比較的簡単ですが、Ubuntuのみの除去は少し大変です。
Windowsとのデュアルブートをしている方は
ブートプログラムを書き換えないと、Windowsすら立ち上がらなくなってしまいます。
特に 2011年製PCの多くは、前述のようにUEFIにブート方式が変わりましたので
ネットに転がっている情報をむやみに使用しないで下さい。
※Windows8PCでのUbuntuの削除の方法を正しく書いてある記事を探しています。


④ネットでの情報を得る時は、必ず書かれた年月を確認すること。

Ubuntuも日々変化しています。
ネット上の記事は、その当時は使えても今は使ってはいけないこともあります。
ネットで調べたい時は、必ず Ubuntuのバージョンと共に検索して下さい。
そこで書かれている記事にバージョンが載っていないなら
書かれた日付で判断してください。(Googleなら「検索ツール」→「期間指定」)
※GRUB(も度々変更あり)について調べたいなら「ubuntu 12.04 grub」とか。



とりあえず今回は重要なことだけを書かせて頂きました。
私もUbuntuを使い始めた時は
右も左もわからず何度も環境を壊して、Windowsから再インストールをやりました。
最悪Windowsから入れなおさなければいけない覚悟は必ず持っていて下さい。
できるだけバックアップなど復旧できる手段を整えて下さい。



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