Ubuntu 13.04リリースまで あと3日になりましたね。
今回の非LTSから
サポート期間が9ヶ月になったことはご存知の通りですが
(その代わり(?)にLTSがデスクトップ版も5年のサポートになった)
これって結構重大なことで
初心者がバージョンを追うのは少し大変になりました。
というのも
例えば Ubuntu 13.04が問題なく使えているとしても
次の 13.10がトラブル頻出でアップグレード出来なかったとしたら
次期LTSの 14.04に上げる前に 13.04のサポートは切れてしまうので
セキュリティを守るためには
前LTSの 12.04にダウングレードせざるを得なくなってくるのです。
以前のタイムラインだったら
13.04が使えるのが14.10のリリース前後までだったので
14.04LTSが安定する頃には移行できたのですが
(※LTSは「安定版」では無く、単に「長期サポート版」なだけです。)
このワザも使えなくなったので
Ubuntuに慣れない方は、LTSを追いかけたほうが良い気がします。
ローリングリリースになるまでは。
閑話休題。
最近は UEFI対応のPCが増えてきているのですが
「UEFIブートしているUbuntuを削除したくなったらどうすればいいか」
を書いてある記事はまだあまり出まわっていません。
以前にも書いたとおり、私の環境はUEFIではありませんので
自分で検証することができないのが悔しいのですが
アラートは充分にしていかないといけないと思っているわけです。
私も使い始めの時は、何度も Ubuntuを削除しました。
Windowsも立ち上がらなくなり、
HDDの初期化から再インストールを行ったことも何度もあります。
何度も言いますが
Ubuntuを入れるのは簡単ですが、消すのは大変です。
Ubuntuを使わなくなった(問題がでてきた)から消したいというのは
割と起こりえる問題です。
しかも以前のMBRでの削除の記事は山ほど出てくるものですから
間違ってその作業を行なってしまう可能性も高いです。
で、そのUEFIでのUbuntuの削除なのですが
AskUbuntuでのトピックだと、どうもOS-Uninstallerを使えばいいらしい。
How To safely uninstall Ubuntu and restore Windows 8?
OS-Uninstallerは、憩いの場さんで書かれています。
OS-Uninstaller (憩いの場 - 2012/03/26)
この頃はまだあまりUEFIが話題になることも無かったので
本当にUEFIに対応済みかは不明です。(公式には明確に書いてありません)
もし上の手順他で Ubuntuを削除したとして、
Windowsすら立ち上がらなくなったら、Boot-Repairを使うと一発で直るようです。
こっちは UEFIや SecureBoot なども対応しているようです。
※Ubuntu公式サイトでのBoot-Repairの説明はこちら。
Boot-Repair - MBR(PBR)のブートローダーを復旧 (憩いの場 - 2012/03/28)
Ubuntuでのインストールでは PPAが提供されているので活用しましょう。
$ sudo apt-add-repository ppa:yannubuntu/boot-repair
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install boot-repair
今使用しているOSは削除できませんので
LiveDVD(USB)を立ち上げた後に
上記コマンドを打ち込んでBoot-Repairを実行して下さい。
スクリプト化してクラウドやNASに上げておけば便利かも。
もちろんUEFIではないPCでの動作も可能なので
起動できないトラブル関係は Boot-Repairを使ったらいいと思います。
ほとんどの起動トラブルは「おすすめの修復(Recommended repair)」で
直るということです。
参考:GUIDパーティションテーブル (Wikipedia)
まったく記事内容とは関係無いですが、
私の大好きなねこまんが「チーズスイートホーム」
もうすぐ第10巻が出ます。(今回の限定版はお箸ケースみたい)
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