メッセージボックス

当サイトは Pebble watch とは何の関係もありません。「pebble」で検索して来られた方はごめんなさい。

【お知らせ】 
2016-03-26 2年ほどWindowsに戻っていましたが、Ubuntu16.04で再びUbuntuを使おうと思ってます。
2021-05-21 長いこと放置してたが備忘録として戻ってきました。現在Windows10使いでおそらくUbuntuに戻ることはないでしょう。

ページ

2013年3月27日水曜日

DrawersにAppMenuが追加された。

Drawers(和訳すると「引き出し」)とは
その名の通り、Unityランチャーに引き出しを作るアプリです。

Drawersについては
Ubuntu通信さんが詳しく書いている(動画有り)ので、そちらをご覧下さい。
UbuntuのUnityランチャーで使えるトレイアプリ -Drawers-
(Ubuntu通信 - 2012/08/05)

で、そのDrawersの最新版でアプリケーションメニューが追加された
というアナウンスがされたので、Drawersの存在に気付いたわけです。
Drawers 13.3.1 released with appmenu drawers support
(iloveubuntu - 2013/03/26)
Get A Classic Style Menu In Unity With The Latest Drawers
(Webupd8 - 2013/03/27)

アプリケーションメニューとは
Dashになって見通しが悪くなったメニューの代わりに
カテゴライズされたメニュードロワーで見やすく選べるようにしたものです。
クラシックメニューのドロワー版みたいな感じですか。(とWebUpd8は説明してる)

AppMenuの説明は下に書いていますが
その前に、それだけではないDrawersの便利さについて書いていきます。

Unityランチャーを、私は一番小さい(32px)で使っているのですが
たまに使うアプリなんかを登録すると数が足りなくなります。
(ランチャーはスクロール可能なのですが、格好悪い)
そういうアプリたちはひとまとめにしてやると、Dashを使わないでも起動できます。
ドロワー内は並べ替えも出来るし、ソートも出来ます。
ドロワーをわざわざ出さなくても
ランチャーのドロワーアイコンの右クリックからもアプリを起動出来ます。
むしろこっちの方がかなり便利に使えると思います。


また、MacのOSXみたいに「ダウンロード」などのフォルダのファイルを
ランチャーから直接アクセスできるように作れるのも便利かと思います。

Macのダウンロードフォルダのスタック(グリッド仕様)
UbuntuのダウンロードフォルダのDrawer
ただ、Drawersの方は右クリックのメニューが「開く」と「ゴミ箱」しかないのが
残念です。(「開く」はデフォルトで関連付けられたアプリでの動作しかしません。)
※ここはnautilusの動作が反映されれば嬉しいのですが。

そして今回アナウンスされていたAppMenuに関してですが
階層構造が使えるようになってます。
上の画像が最初のアプリケーションドロワー。
下の画像がSound&Videoを選んだ状態のドロワー。戻るボタンが付いています。
VLCのアプリ名が一部化けていますが、設定でアプリ名表示長を調整してください。
2バイト文字の半分しか表示されていないと、この表記になります。


簡単に説明しましたが、以降導入から設定までを書きます。

インストールは こちらのPPAを使います。

$ sudo apt-add-repository ppa:ian-berke/ppa-drawers
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install drawers

設定は全て英語です。
Drawersを立ち上げて、どのドロワーを作りたいかを選びます。
上から
新しいドロワーを作る - 画像では「Media」を作った部分
AppMenuのドロワーを作る - アプリケーションメニューの部分
フォルダの中身を表示するドロワーを作る - 「ダウンロード」を作った部分
となります。

設定画面も全て英語です。
細かい設定がたくさんできますので、いろいろと調整してみて下さい。
Autostart on Loginにチェックをすると、ログイン時にドロワーが表示されて
見た目だけはKDEのフォルダビューみたいな感じになります。

Maximum Icons per Rowの Auto-Layoutチェックを外せば
設定した数のアイコンで段を折り返すようになります。
設定をリセットしたくなったら、下の Resetを押せば初期値に戻ります。
もちろん途中でドロワーの設定アイコンを選べば設定変更できます。

ただ、全てのドロワーは同じ設定を使いますので、ドロワー毎の設定はできません。
(Autostart on Loginだけはドロワー毎の設定)

ドロワーを最初に出した時(設定リセットした直後も)はヘルプ画面も一緒に出ます。
この画面の透過度は変わらないので、後ろの壁紙が映り込んでしまっています。


簡単ですが、説明を終わります。

正直、Unityにこの機能をデフォルトで組み込んでもらえればいいぐらいの
大変便利なアプリだと思いました。




3次元のドロワー。Ubuntuのインストールディスクなど、CD/DVD入れに。

0 件のコメント:

コメントを投稿